帯状疱疹ワクチン
- 2024年10月18日
- 皮膚疾患と治療
帯状疱疹ワクチンには、現在シングリックス(不活化ワクチン)とビケン(弱毒生ワクチン)の2種類があります💉。不活化ワクチンはウイルスの感染力をなくしたものや、ウイルスを構成する成分の一部から作られており、生ワクチンはウイルスの病原性を弱めたものから作られています。
当院では2022年4月の開院から2024年10月現在までで、53名の方が帯状疱疹ワクチンを接種されております。
当院のホームページに2つのワクチンの比較表をのせてありますので抜粋します👇
また、ご参考までに、当院で接種された方の内訳を下に示します。53名中、シングリックスが47名、ビケンが6名でしたので、約9割の患者様はシングリックスを選択されていました。
シングリックスを選ばれた方の年代としては、50代12名、60代18名、70代14名、80代3名でした。
予防接種の目的である
★発症を予防する
★重症化を予防する
★帯状疱疹後神経痛の軽減
などを優先するならシングリックスが有効かと思います。ただ、2回受ける必要があり、値段も高いため、当院ではご自身のライフスタイルに合わせて選択することをお勧めしております。
受診時にご相談をお受けしておりますので、お気軽にお尋ねください✨