自費診療・院内製剤
自費診療・院内製剤
炎症を起こした陥入爪に対して、陥入した爪の角がささらないようにコットン(不織布)やチューブで保護する治療法です。
両サイドがフックでその間がコイルばねになっており、その中に超弾性合金ワイヤーが内臓されています。爪の両側にひっかけることで爪を矯正します。
(マルホHPより)
爪が厚くなることで靴があたり痛みがある方、伸びが遅くなり厚くなってしまった爪に対して、グラインダーで削り処置を行っております。1-2か月ごとに削りながら経過をみていき、健康な爪が生えてくるようサポートいたします。
肥厚爪の程度がひどい方、多趾にわたる方、ご自身でのケアが難しい方は3か月に1回程度のトータルメディカルフットケアをお勧めします。
塩化アルミニウムローション(100ml) | |
---|---|
20% | 1,320円(税込) |
50% | 1,430円(税込) |
塩化アルミニウムクリーム(50g) | |
30% | 1,540円(税込) |
50% | 1,650円(税込) |
塩化アルミニウムが汗の中の成分(主にタンパク質)と凝固物を形成し、汗の出口(汗孔)をふさぐことで汗を止めるという作用があります。
副作用
ピリピリとした刺激感、乾燥や赤みがでることがありますが、一時的に休薬したり、保湿剤やステロイド外用を行うことで継続できることが多いため、その様な症状が出た方は診察時にご相談ください。
人工的にかぶれをおこす化学試薬、スクアレン酸ジブチルエステル(SADBE)を塗布します。頭皮にわざと炎症(かぶれ)をおこさせることで毛根に向かう炎症細胞を減らし、発毛を促す治療法です。治療期間は半年から1年、それ以上に及ぶこともあるため、じっくり取り組む必要があります。お子様に対しても使用することができ、施術時の痛みはほとんどありません。
接触皮膚炎(かぶれ)、蕁麻疹、炎症による色素沈着・色素脱失・局所のリンパ節腫脹などが起こることがあります。当院では種々の濃度の試薬を準備しておりますので、反応が強すぎる場合には、低めの濃度で治療を継続することが可能です。
男性ホルモンであるテストステロンをより強力なジヒドロテストステロン(DHT)に変換するII型5-α還元酵素に対する阻害剤です。副作用としてまれに肝機能障害がでることがあります。
男性ホルモンであるテストステロンをより強力なジヒドロテストステロン(DHT)に変換する5-α還元酵素のI型、II型、両方に対する阻害剤です。副作用として男性機能障害がでることがあります。
ミノキシジルは毛根の細胞を活性化して発毛や育毛を促します。1日2回の外用を行い、効果が実感できるまでの4~6か月程度かかります。副作用として、まれにかゆみ、赤み、毛包炎、接触皮膚炎(かぶれ)、顔面の多毛などが報告されています。女性や未成年の方には安全性が確認されていないため使用できません。
女性専用の育毛剤で、世界で初めて効果と安全性が認められています。女性の薄毛や抜け毛を改善し、発毛を促す効果があります。
以下の4種の有効成分と天然植物エキスを配合。
アゼライン酸は、小麦やライ麦などの穀物や酵母に含まれている成分で、天然由来の酸です。海外ではニキビ治療薬として古くから使われています。ニキビに対する効果以外にもメラニンの生成を抑える作用もあることがわかり、美白への効果も認められています。外用したときにヒリヒリ感やかゆみなどの刺激を感じることがありますが、通常は1~2週間程度で慣れてきます。朝夜2回の使用をお勧めしていますが、刺激が強い場合には夜だけの使用や1日おきの使用でも構いません。
世界的にはメトロニダゾールは酒さに対する標準的な治療薬とされています。ステロイド軟膏やタクロリムス軟膏による酒さ様皮膚炎に対しても使用しています。酒さ様皮膚炎の方では、それまで外用していたステロイドやタクロリムスを中止してメトロニダゾールに切り替える必要があります。その際、一時的ではありますが1~2週間は皮膚症状が増悪することがあります。それらの症状はメトロニダゾールが原因で起こったものではなく、外用薬の離脱に伴うものであるため、その期間を乗り越えてしばらく外用を続ける必要があります。
当院では、2種類のワクチンをご用意しております。適応はいずれも50歳以上の方です。診察時にどちらを選択するか相談の上、ワクチン接種の予約をお取りします。
ワクチンを接種することで帯状疱疹の発症率を下げ、重症化を防ぎ、帯状疱疹後神経痛を予防する効果が期待できます。
※ビケンは生ワクチンなので、免疫抑制状態の方、ステロイドや免疫抑制剤などの薬を内服している方は接種できません。
ビケン | シングリックス | |
---|---|---|
種類 | 弱毒化生ワクチン | 不活化ワクチン |
発症予防 | 約5割予防 | 約9割予防 |
帯状疱疹後神経痛 | 6割軽減 | 8~9割軽減 |
持続期間 | 約5年 | 9年以上 |
接種回数 | 1回 | 2回(2~6ヵ月あけて接種) |
注射方法 | 皮下注射 | 筋肉注射 |
費用 | 7,700円 | 22,000円(1回) |
副作用 | 注射部位の痛み・腫れ 倦怠感など 3日~1週間 |
注射部位の痛み・腫れ 倦怠感、頭痛など シングリックスの方が副反応強い。 3日~1週間 |
まとめ | 安価 1回で済む 副反応少ないが効果弱い |
高価 2回接種する必要がある 副反応強いが、効果も見込める |
予防接種の目的である、発症および重症化予防、帯状疱疹神経痛の軽減を優先するならシングリックスが有効かと思います。ただ、2回受ける必要があり、値段も高いため、ご自身のライフスタイルに合わせて選択することをお勧めします。
モノクロロ酢酸には腐食作用があり、それを利用してイボを取り除きます。液体窒素療法と同程度の効果があると言われていますが、液体窒素療法で効果がでなかった場合でもこちらの治療に変えたり、組み合わせたりすることで効果が得られることがあります。比較的古くからおこなわれている治療で、液体窒素療法よりも施術時の痛みが少なく、お子様でも治療を行うことができます。保険適応がないため、自費診療にて行っております。
ごくまれに施術後に疼痛が出ることがあります。その際にはすぐに絆創膏をはがして石鹸で洗い流してください。
モノクロロ酢酸自体に強い腐食作用があるため、遅れて疼痛が出現することがあります。また、水疱、潰瘍ができることがあります。
こちらは、殺菌効果の高い銀イオンと、強力な保湿成分でありかつ抗炎症作用も報告されているサクランが配合されており、抗ウイルス効果を期待して開発された世界初の水いぼ専用保湿クリームです。
通常、1日2回朝と入浴後に塗布します。水いぼの部分だけでなく水いぼの周囲にもやや広く塗布すると、より効果的です。
クリームを塗布後、最短2週間、通常2ヶ月前後で塗布した水いぼのところが赤くなってきます。それが効果出始めのサインです。赤くなってきたらそれから1ヶ月前後で徐々に消えていきます。水いぼが消えるまでに少々時間はかかりますが、痛みがないため、怖がりなお子様やゆっくりと治療したい方にお勧めです。
※一部に発赤・腫脹が強く、浸出液も出る場合があります。化膿している様に見える事がありますが、免疫反応が強く働いているためですので、そのまま使い続けてください。(ご心配な場合には診察時にご相談ください)。
頻度は少ないですが、200例中8例(0.04%)に接触皮膚炎(かぶれ)が起こるとされています。
マッサージピールとは特別な薬剤をつかったケミカルピーリングで、世界初のフロスティング(皮膚の剥離作用)を起こさないピーリング治療です。
PRX-T33という高濃度トリクロロ酢酸(真皮にある繊維芽細胞を刺激し、コラーゲンの生成を強く促す)、低濃度過酸化水素水(トリクロロ酢酸で生じる痛みを軽減させる)、コウジ酸(美白効果が期待できる)が配合されており、肌にマッサージしながら浸透させ、肌にハリや弾力をもたらしていく治療です。
2~3週間に1回で、5回程度お受けいただくと効果的です。その後は1~2か月に1回の治療継続をおすすめします。
メラニン色素を合成する酵素(チロシナーゼ)の働きを抑制することでシミが作られるのを防ぎます。また、メラニン色素に対する還元作用もあり、シミを薄くする効果が期待できます。低濃度の配合は化粧品にも許可されていますが、高濃度のものは病院での処方が必要になります。
ビタミンA(レチノール)の誘導体で、お肌の新陳代謝(ターンオーバー)を促進し、角層にたまったメラニンの排出を促します。
また、コラーゲンなどをつくる細胞を元気にし、お肌の弾力を高めます。米国ではシワやニキビ治療医薬品としてFDA(日本では厚労省にあたる機関)に認可されており、皮膚の若返り治療に使用されています。
日本では、活性の弱いレチノールは化粧品への配合が認められていますが、トレチノインは病院での処方が必要になります。
シナール配合錠(200㎎)1回1錠、1日3回内服していただきます。
ビタミンCは、皮膚を構成するコラーゲンを生成するために必要なビタミンで、メラニン色素の生成を抑えて、シミや日焼けを防いだり、すでにできあがってしまったメラニン色素を薄くしたりする効果が期待できます。また、コラーゲンを生成することで肌に弾力を与える、肌の老化の原因となる活性酸素を防ぐ(抗酸化作用)、肌のターンオーバーを促進してくすみを改善するなどの効果もあります。
ビタミンCは安全性が高く、副作用はほとんどありませんが、まれに胃の不快感、吐き気、嘔吐、下痢などの消化器症状がでることがあります。
ユベラ錠(50㎎)1回1錠、1日3回内服していただきます。
ビタミンEのもつ強い抗酸化作用により、肌の酸化をおさえて老化を防ぐことが特徴です。血行促進作用があり、肌のくすみを改善する効果が期待でき、肌のターンオーバーも促されることからメラニン色素が排出され、しみやそばかすを抑制したり、しわやたるみを防止する効果もあります。
ビタミンEは安全性が高く、副作用はほとんどありませんが、まれに便秘、胃の不快感、下痢などの消化器症状がでることがあります。
トランサミン(500㎎)1回1錠、1日3回内服していただきます。
トラネキサム酸は、メラニン色素をつくるための情報伝達を阻害することで、シミの生成を防ぎ、特に肝斑の治療には効果的といわれています。また、抗炎症効果や抗アレルギー作用、止血効果があります。止血効果に関しては、そこまで強い作用ではないため、広く安全に使われている薬です。
トラネキサム酸は安全性が高く、副作用はほとんどありませんが、まれに吐き気、食欲不振。下痢、胸やけ、発疹などが現れることがあります。